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八重の桜 感想  [ドラマ]

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頼母が初めて容保を会津藩内の案内をした時、「藩士が殿を支えて参ります。

先祖代々そうして参りました。これからも未来永劫変わることはありません。」と述べたが、

京都守護職以降の対立によって・・・

慶喜は、容保が京都守護職として着任した頃の言路洞開のやり方を生ぬるいと叱責したのに、

容保が足利三代木像梟首事件をきっかけに厳しい路線に修正し、池田屋事件について容保を

やり過ぎと叱責し、当初の姿勢と反対の言動を示した人が後の鳥羽伏見の戦いの際・・・。

池田屋事件で、覚馬が斬られた宮部を抱えて死を悼むシーン。

頼母の信念を貫くことによる苦衷、容保の理想と現実のギャップによる心労、宮部の

信念による死・・・

脚本家の主従に対する愛情、会津側から描きながら一方的でない描写に、誠実さを感じる。

このドラマは、分かりやすいが浅いわけではなく、伏線、コントラスト、象徴化などお楽しみが一杯。

歴史を振子に例えるような、佐幕派と尊攘派との間を振子が振れているように見えるのではない。


人物の心理描写をしてくれるから、あたかも立体的に螺旋階段を登るかのような楽しみを提供してくれます。




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